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個人事業主が法人化するメリットってある?

2021/06/01
個人事業主として働いていると、このまま続けていこうかそれとも法人化にしようかなと悩む機会が訪れるのではないでしょうか。

ですが、なんとなく法人化の方が良さそうなのは知っているけど、具体的なメリットについてはあまり知らないですよね。

ここでは、個人事業主が法人化するメリットについてまとめたので、良かったら参考にしてみてください。

▼①所得が増えても法人税の税率は同一
個人事業主の場合は、所得の増加に伴い税率が変わっていきます。
ですが、法人化すれば、利益の大きい小さいに限らず、税率が変わりません。

そのため、個人事業主と比較した時、利益が大きければ大きいほど税金が安くすみます。

ただ法人の場合税率が一律の為、利益が小さい場合に限り税金が高くなってしまうリスクが生じます。

▼②利益を従業員の給与にあて、所得税を安くできる
個人事業主の場合、利益の扱いとして事業所得の収入金額となります。
ですが、法人の場合、利益をそのまま従業員の給与にあてることができるため、損金に換算できるため、その分所得税を安くすることができるというわけです。

まとめると、
・個人事業主:累進税率が高い、所得税が高い
・法人:累進課税が安い、全体としての所得税が安くなる(※所得が細分化されるため)
ということになり、こちらが法人化にする一番大きなメリットと言っても過言ではありません。

▼③支出を損金として算入できる
所得税の計算上で「必要経費」と扱う違いとして、
・個人事業主:収入を作り出すための経費
・法人:福利厚生費、出張費、保険などあらゆる費用
となります。

▼まとめ
今回は個人事業主が法人化するメリットについてみてきましたが、一番のメリットは、法人税・所得税を安くすることができることです。

売上規模が大きくなく、従業員がいない場合は個人事業主で損はありませんが、売上も人も増えていくことを見越した場合は、法人化にした方が良いでしょう。

もし法人化にするにあたり、なにかお悩み事があれば、ぜひ弊社までご相談ください。