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会計数値とは?経営における重要性

2021/01/15
経営を行う上で、損益を計算しデータを報告する「会計」は必要不可欠です。

この会計から出された数値データに対して、会社の現状確認や課題を認識して今後の経営方針を決めていくという流れになります。

そこで今回は会計数値の重要性について解説していきます。

▼会計数値とは
「会計数値」とは会計で出された数値データです。
この会計数値ですが、経営者自身が普段あまり関心が向けられないこともあり、重要視されないことが多々あります。

しかし、数値(数字)というのは誰が見ても認識のズレない絶対的な信頼性があるということを知っておいてください。

例えば「青色」と聞いても、人によっては水色だったり緑に近い色だったりと全く同じ色を認識させるのは困難です。
逆に数字の「10」と聞けば、「10」は「10」以外にあり得ないので必ず全員揃いますよね。

「報告書は数値で出すべき」というのは会計数値の共通認識があり信頼性が高いからという理由です。

▼会計数値の重要性
経営において営業や資金調達、投資など活動内容は多岐に渡るかと思います。
会計はそんな経営活動での損益に関わる取引のみを抜き出して、数値データとしてまとめてくれます。(財務諸表)

この会計数値データを元に、従業員や役員、株主や投資家などの関係者へ報告するために利用されるのです。

つまり、会計数値は会社自体の通知表のようなもの。

経営者が普段からじっくりと会計を見ることは少ないですが、将来の経営が左右されるほど重要な指標です。

会計数値から新しい発見もありますし、具体的な数値での損益を確認できれば感情的ではなく冷静な判断もできます。

それほど「会計数値」というのは考え方を改めることもできる威力のあるデータなんです。

会計数値が経営を行う上での重要性を解説しました。

もちろん経営者や投資家などの利害関係者だけでなく、社員全員の共通認識として常に共有することが重要です。

会計数値は知識がないと難しいので、社員へ共有する場合はできるだけシンプルに理解しやすいフォーマットを整えましょう。